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アーセナルがバルセロナのブラジル人FWマルコムの獲得を検討しているというニュースが報じられました。今夏にバルセロナに約53億円という多額の移籍金で移籍したものの、バルセロナでの出場時間はこれまでわずか25分。冬の移籍市場で売却される噂も出てきたところで、獲得に名乗りをあげたのがアーセナルのエメリ監督とのこと。
そこで、マルコムがどんな選手なのか、調べてみました。
プロフィール
名前:マルコム・フィリペ・シウヴァ・デ・オリヴェイラ
(Malcom Filipe Silva de Oliveira)
生年月日:1997年2月26日
身長/体重:171cm/65Kg
国籍:ブラジル
経歴
2014-2016 コリンチャンス(ブラジル)
2016-2018 ボルドー(フランス)
2018- バルセロナ(スペイン)
プレーの特徴
左利きのテクニシャン。主に右サイドから中央にカットインし強烈なシュートを放ちます。テクニックを活かしたドリブルが魅力ですが、左足での豪快なシュートも特徴の一つです。
ボルドーで指導したポジェ監督の“マルコム評”を伝えている。
「彼は完璧に準備できている。システムにもよるが、彼は両サイドでプレーできる選手だ。特に右からのカットインは、(リオネル・)メッシに似ている。バルセロナのようなチームであれば、順応するのは難しくないだろう」
FOOTBALL ZONE WEB
https://www.football-zone.net/archives/124367
上記のようにメッシに似ているという評価もあるようです。
私のイメージはメッシというより、ドグラス・コスタに近いかなと思います。
コリンチャンス時代
2014年にコリンチャンスのユースからトップチームに昇格しました。
コリンチャンスではU21ブラジル代表での活躍もあり、バルセロナやチェルシー、アーセナル、マンチェスター・Uが獲得に興味を示す報道もありました。
アーセナルはこのころから興味を示していたんですね。
コリンチャンス時代のプレー集はこちら。
チームの主力としてプレーし、ブラジルリーグ優勝にも貢献しています。
2016年1月にフランスのボルドーに移籍します。
ボルドー時代
2017-2018シーズンは35試合出場12得点の活躍を見せ、ビッグクラブの注目を浴びました。
ボルドーでは2年間で84試合に出場し、20ゴール13アシストをマークしています。
ボルドー時代のプレー集はこちら。
2018年7月にイタリア・ローマと契約寸前だったところを、スペイン・バルセロナが強奪。ローマが法的措置を準備するなど大きな話題になりました。
バルセロナ
バルセロナでは冒頭に述べたとおり、公式戦は約25分の出場にとどまっています。
プレシーズンでのプレー集がありましたので紹介します。
バルセロナでは、メッシを筆頭に、コウチーニョ、デンベレ、ムニルなどサイドから中央へのカットインが得意なプレーヤーが多く在籍しています。今のところ、ポジション争いに後れを取っている状況ですが、メッシが負傷欠場中の期間で、代わりとして活躍することができるでしょうか。
おわりに
いかがだったでしょうか。今のアーセナルにはいない、ドリブルで局面を打開できる選手のようです。右MFだとすると、エジルとポジションが被ることになりますが、エジルとのギャップは大きいですね。まるで正反対のプレースタイルです。途中出場で流れを変える役目を担うのは面白いと思いますが、先発で活かすには時間がかかるような気がしてしまいます。
バルセロナが簡単に放出するかもわかりませんし、これからの動向を見てみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。