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プレミアリーグ第7節 アーセナルVSワトフォード 最速レビュー


エミレーツスタジアムでのホームゲーム。
プレミアリーグではこれまでアーセナル8勝 ワトフォード2勝

ソクラテスはメンバー外。重傷ではなさそうだが、大事をとっての休養とのこと。
GKチェフ、CBはムスタフィ、ホールディング、左SBにモンレアル、右SBはベジェリン。
ボランチは前節に引き続きトレイラとジャカ。トレイラはこのままレギュラーに定着か。
MFは左にオーバメヤン、右エジル、トップ下ラムジー、そしてラカゼットの1トップ。

コラシナツが故障が癒えベンチ入り。これは大きい。

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前半

4分、ラカゼットがペナルティエリアで足を引っかけられるが、頑張って倒れずこらえPKはもらえず。倒れちゃえば良かったのに(笑)。でもわざと倒れてPKをアピールする選手よりも断然好感が持てる。

10分 ワトフォードが左サイドから逆サイドへ大きなセンタリング。落としたボールをシュートされるがゴール左に外れる。

全体的に守備の意識が高く、オーバメヤン、エジルもしっかり戻って守備をしている。1トップのラカゼットまでも頻繁に守備をしていて、チームとしての意思の統一性が感じられる。

14分 ラカゼットが積極的なプレスから相手CBのボールを奪い、独走。GKと1対1になるが、狙ったループシュートは枠左に外れる。

20分 エジルが左サイドを駆け上がったモンレアルにループパスで合わせ、中央にヘディングで折り返すが、ラカゼットにはもう一歩届かず。

試合は若干膠着状態。アーセナルはワトフォードのフィジカルを活かした守備に手を焼いている。中央の守備は厚く、くさびのパスが出せない。

31分 ワトフォード ディーニーにイエローカード

35分 ワトフォード 左サイドペナルティエリア少し外側からの直接FK。左から低いクロスが入るが、チェフが身体を投げ出してセーブ。相手が視界に入り難しい処理であったが、見事にセーブした。

38分 右サイドからのベジェリンのクロスが流れたところを後方からジャカのミドルシュート。相手GKの見事なセーブに防がれる。

44分 トレイラにイエローカード。プレスが遅れて相手の足に入ってしまった。

アディショナルタイム チェフがゴールキックを蹴った際に倒れこむ。自ら交代を申し出て、代わりにレノが入った。レノはこれがプレミアリーグデビュー戦。チェフは肉離れか・・・。

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前半は0-0で終了。ボールポゼッションはアーセナル63%、ワトフォード37%。ボール保持はしているものの攻めの形は作れていない。

 

前半のまとめ

  • エジルは積極的にボールは絡むものの、高い位置では機能できず。また、オーバメヤン、ラムジーがボールに絡むことができていない。
  • ラカゼットはボールを引き出そうと積極的に動いている。守備にもよく戻り、チームへの貢献度は高い。
  • いったん守備にひかれてしまうと、ワトフォードの屈強なフィジカルを活かしたディフェンスの前に攻めの形ができない。くさびからの2列目の飛び出しやサイドの崩しからの深い位置でのクロスが欲しいところ。
  • チェフに予想外のアクシデント。肉離れとなると長期離脱となってしまうが・・・。急遽プレミアリーグデビューとなったレノに期待したい。

後半

50分 右サイドからのCKから、ホールディングが飛び込むがヘディングは5クロスバー上に外れる。

51分 ワトフォード 左サイドからのFKに相手FWが合わせるが、レノが左手一本でナイスセーブ。コーナーに逃れる。

53分 トレイラがパスカットからカウンター。オーバメヤンにつなぎ、右サイドからセンタリングにラカゼットがヘディングで合わせるが、ゴール右に外れる。

60分 ワトフォード CBのキャプが痛み倒れこむ。

61分 ムスタフィにイエローカード。判定に異議を唱えたことが原因か。

62分 アーセナル選手交代。IN イウォビ OUT ラムジー

イウォビが左サイドに、エジルがトップ下に入った模様。

67分 ワトフォード グレイに抜け出され、レノと1対1に。レノが落ち着いて対応し、シュートストップ。うまくコースを限定させシュートを防いだ。

69分 ワトフォード ペレイラが左サイドでトレイラとマッチアップ。これを制し、逆サイドへ狙いを定めたコントロールシュート。これはわずかにゴール右に外れる。

71分 ワトフォード選手交代 IN サクセス OUT グレイ

72分 ワトフォード ムスタフィが身体を入れ替えられ、相手FWに抜け出されるが、ホールディングが相手シュートをスライディングでブロック。ナイスカバーリングでピンチを防いだ。

73分 ワトフォード 左サイドからのFK。こぼれ球を押し込まれそうになるが、レノが身体を張ってブロック。

アーセナルは遅攻になると、相手のフィジカルに勝てず全く攻めの形を作れない。

74分 ワトフォード サクセスに抜け出され、レノと1対1に。レノの右肩口を狙ったループシュートはわずかにゴール左に外れた。レノがコースを切りながら身体を寄せたことが功を奏したか。

76分 アーセナル選手交代 IN ウェルベック OUT オーバメヤン

ウェルベックが左、イウォビが右、エジルがトップ下に変わった模様。

78分 ワトフォード イエローカード

80分 アーセナルのゴール!!!イウォビの低く速いクロスを、ラカゼットがニアサイドに詰めたところ相手DFキャスカートの足に当たりオウンゴール。ラカゼットの果敢な飛び込みが生んだゴールと言える。

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82分 アーセナルの追加点!!!ウェルベックの果敢な守備から、ショートカウンター。イウォビ、ラカゼットとつなぎ右サイドからのクロスをエジルが左足インサイドでうまく合わせた。

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アディショナルタイム ラカゼットが抜け出すが、ペナルティエリア手前からの左足シュートはゴール左に外れる。

このまま試合終了。

試合結果

2-0でアーセナルの勝利。

得点者

80分 オウンゴール(アーセナル)

82分 エジル(アーセナル)

 

試合のまとめ

  • MVPはラカゼット。攻守に精力的に動き、攻めではボールを引き出し、守りでは低い位置まで積極的に戻り貢献した。先制点のオウンゴールも彼の飛び込みから生まれた。
  • エジルが流れの中からゴールできたのは朗報。これを機に調子を取り戻してもらいたい。
  • 今日はラムジーが不調。2列目からの飛び出しも少なく、ボールロストも多かった。
  • 相手にひかれた際の攻撃に課題。得点はどちらもサイドからのクロスからのもの。真ん中での崩せないときはやはりサイドからの崩しで攻めの形を作りたい。
  • ソクラテスの代わりに入ったホールディングは上々の出来。カバーリングやクロスの対応も問題なし。ムスタフィとの連携が今後の課題か。
  • チェフのアクシデントは軽傷であることを祈る。長期離脱となる可能性もあるが・・・。
  • 急遽デビューとなったレノは良いプレーが多かった。特に1対1での対応では、コースを切りつつ身体を寄せ、うまく守れていた。ボール回しの際に少し危ない場面が見られたものの、これは今後の実戦での連携で解消できるか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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